私のホームグラウンドの旗の台は、品川区に位置しており大田区とも面している。
また、駅は2路線が通い、東急大井町線と東急池上線を繋いでいる。
主要駅へのアクセスが良く、五反田、蒲田、大井町、川崎市の溝の口までの中継地点となる。
そのため、旗の台駅周辺では人の出入りが多く、朝夜はサラリーマン、昼は主婦やご老人と、人が絶え間なく流動している地域だ。
商店街も複数に広がり人と人の触れ合いが盛んな下町情緒に溢れていることも特徴となる。
そんな街で私は幼少期から育ってきた。
これほど長年住みついていると、周りの住人とも馴染みになってくる。
「まだ彼女はできないのか」と、声をかけられるものだ。
東京の人間性なのか、旗の台に住み着く人の人柄なのか、少々おせっかいだ。
言われっぱなしも癪に障るので、女づくりを試みるわけだが、如何せんそうそう簡単ではない。
こんな私は年も四十近くなり、ワンチャンスを狙い風俗へ通う。
デリヘル、ホテヘル、ソープ、ピンサロ、メンズエステ。
金に余裕ができるたびに足が向いてしまうのだ。
しかし、残念ながら旗の台に風俗店はないので、五反田や蒲田まで足を延ばすことが専らだ。
特に五反田は旗の台から4駅10分もかからず到着するので、交通費を考えてもコスパが良い。
そして、今回の気分は人妻デリヘルだった。
五反田界隈で人妻デリヘルを探していると、月の真珠-五反田-という店が目についた。
人妻若妻をコンセプトとしているデリヘルで、20代・30代・40代と、良さげな女性が揃っており、利用を検討したため少し下調べをしてみることにした。
私は使う店のHPを隅々までチェックするようにしている。
何故なら、少しでも安いクーポンがあったり、システムを理解するためだ。
見ると、月の真珠-五反田-は、どこの駅でも待ち合わせることができるらしい。
旗の台駅も例外ではなかった。
さらによく調べてみると、品川区に属する旗の台は交通費が1000円しかかからず、コスパが良かった。
思い立った私は早速店に電話した。
かなり丁寧な受付だったと感じる。
丁寧に受付ができる風俗店は私の経験上数少ない。
それだけで、クリーンに感じることができる。
消費者からすると信用に値するところだ。
気になった嬢を指名し、約束の19時。
駅に到着したら一度店に電話をするシステムらしい。
その後に嬢から電話がかかってくるとか。
なかなか凝ったシステムである。
ここまできたら私もワクワクした気持ちを抑えきれなくなっている。
「ワクワクした気持ち」・・・そうか、もうすでにサービスは始まっていることに気が付いた。
すると、すぐに携帯電話に着信が入った。
出ると、良い声の女じゃないか。いったいどこにいるんだ。
当たりを見渡すと、同じく電話を片手にあたりを見渡している女性と目が合った。
嬉々とした表情でこちらに近づいてくるではないか。
こんなイイ女が人妻店で働いているのか。
私の人妻に対する認識が間違っていたのか。
第一印象は『綺麗系、スタイルも良い、清楚な雰囲気が漂っている、しかしエロい』だった。
ちなみに私は「ノーパンノーブラ」というオプションをつけている。
お分かりだろうか。
そう、凄まじくエロいのだ。
旗の台という町で、ノーパンノーブラで出歩いている女性を私は知らない。
いや、普通はそんな女性はいない。一歩間違えば変態だ。
だが、私の横に立つ女性がノーパンノーブラなのは、私だけが知っている。
あふれ出てくる性欲を必死に押さえながら自宅へと向かう。
歩く道のりでの腕組みでは、柔らかな胸がムチッとフィットしてくる・・・反則だ。
この時点で私の性感は高まっており「我慢できないね」と伝えると「私も」と、艶美な返答。
なんて淫乱な人妻なのだ。
自宅に着いてからは言うまでもなく、書くまでもない。
・・・とにかくエロかった。
性に正直な人妻との熱い夜を生まれ育った旗の台の地で迎えることができるとは夢にも思っていなかった。
月の真珠-五反田-を利用する時は、私のホームグラウンド旗の台で待ち合わせ型のデリヘルライフを満喫しようと思えた。
【月の真珠-五反田-公式HP】
https://tsukinoshinju-gotanda.jp/